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長崎ハタ揚げ大会 (4月)

江戸時代から続く、相手のハタを切り落とすハタ揚げ合戦
開催時期 2024年4月7日  長崎では凧のことを「ハタ」と呼び、ハタ揚げは長崎くんち、精霊流し(しょうろうながし)などと並び、長崎の三大行事の1つに数えられている祭りだ。  長崎のハタ揚げは、他の地方と異なって高く揚げるのではなく、他のハタと掛け合って相手のハタの糸を切るハタ合戦。  そのため、ハタは2本の骨を十文字に組み合わせた菱形で、1ひろ(約1.6m)程のヨマツケがつき、そのあとが1本につながり操縦が自由になっている。  この掛け合いに使う糸は「ビードロ」(ビードロヨマ)といって、ガラス粉をのりでねって麻糸にぬりつけたもの。ハタの大小によって180~90mものビードロがつけられ、これで相手のハタのビードロを切り、ハタを落とすのだ。  ハタ揚げ大会の時期は4月~5月上旬。長崎市街地を取り囲む風頭山、唐八景、金比羅山、稲佐山などの山々で行われている。特に唐八景のハタ揚げは壮観で、ハタ合戦・親子ハタ揚げ教室など家族で楽しめる催しが行なわれている。
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